エサ
マイタックルとは少し違いますが
疑問に思うお客さんも多いということで
水守金魚の常連さんのエサについて
少し書きたいと思います
まず一番最初に言っておきたいことは
常連さんのエサは何も特別な配合がされていない
おばちゃんが皆に受付で配っているエサだと言うことです
よく常連さんのあまりの釣れっぷりにエサを疑う方が
おられますが
ここに誓って皆様と同じエサです!!
まあ持ち込みエサがダメだと言っているわけではないので
餌に違いがあるんだ!!という方は
ご自分の納得のいくエサを使われればよいと思いますが
常連さんに秘密を聞いても
同じエサだと言われるだけですよw
疑われる原因も判ってはいるんです
常連さんは100均などで売っている小さなタッパーに
エサをこんもりと詰めて持っていますからね
極秘に調合したものだと勘ぐられるのも
心情的には理解できます
なので常連さんがあのタッパーにエサを詰めて
持ってきている理由をお聞かせしたいと思います
私の記憶が確かなら
あのタッパーにエサを入れだしたのは私が最初だったと思います
では、なぜそれが常連さんに広まったかというと
常連さんは魚が釣れている時はそれこそ15秒に1回くらいの
ペースでエサを振り込んでいきます
常連さんトップ3の記録は全員100匹超えですが
ということは少なく見ても100個は1時間にエサを
投入するわけです
勿論出たアタリ全てが本命ではないでしょうし
全てのアタリを取れるわけでもないので
物凄く少なく見ても150回はエサを打っているわけです
そうなるとおばちゃんが最初にくれるエサの玉では
足りなくなってしまうのです
私の感覚でいくと1時間に60匹釣れるペースの時だと
エサの玉一つだと後半かなり心細く感じます
下手をすると最高記録を狙える時にエサ切れや
エサを買い足しに受付まで走らなければいけなくなるのです
ですから基本常連さんはあのタッパーのエサがなければ
最初に受付でもう一つ追加で30円払ってエサを購入していました
そして反対にいつも行っていれば
全く反応が鈍い時もあります
そんな時は一つの半分も使わず1時間が過ぎてしまう時もあります
でもそれは結果論で水守に来ている以上
いつもいつも記録を狙える状況を想定しているわけですから
使わなかったエサをその都度捨てていては勿体無いと
自分がタッパーに詰めて残ったエサを次回に回す事を
思いついたのが始まりでした
という訳でそれが常連さんに広まり
常連さんはタッパーに残ったエサを詰めて次回に持ち越す
という事が常習化したわけなんですね
なので常連さんのタッパーに入っているのは
前回残ったエサなので
基本皆さんに配られているエサと同じものなのです
エサを多く持つメリットは先程も話した
60匹以上を狙う時に足りないということがないための備え
余ったエサを捨てることなく次回に持ち越す
という他にエサは小さくなるとどうしても乾燥がはやくなり
ポロポロになりやすいです
大きなエサなら水分保持力も多少よくなるので
安定した水分量を整えやすいというのもあります
反対にデメリットは
最低でも次週までは使わないので冷蔵または冷凍し忘れると
カビ玉に変化すること(笑)
使う当日にはしっかり解凍しないと使えないこと
等の管理の煩雑さが出てきますので
常連さんのようにかなりの頻度で水守に行かない方以外には
それほどのメリットはないと思うので
素直に受付の時に追加でエサを一個買ったほうが
良いのではと思います(笑)
(2017.10.29追記)
よく聞く釣れない言い訳の中に「エサが違う」
というのがありますが
この項目を見てもらえばご理解頂けるように
常連さんが使っているエサはおばちゃんの作っている
練りエサですので成分に違いはありません
まあ常連さん特有の匂いが魚を引き寄せていると
言われたら違うと言い切る証拠もないですが(笑)
常連さんからしてみればエサは皆と同じだよ!
と言うのも
自家配合なんかしだしたら
それこそ研究熱心な方ばかりですので
常連さんだけ爆発なんて事もあるかもしれません
事実そういう事もあったと生き字引の常連さんに聞いたこともあります
しかし、それをやってしまうとエサが違うわけですから
他のお客さんが釣る魚も全部惹き寄せてしまう
それでは他にお金を払っているお客さんに申し訳ない
ということで過去の常連さん達の紳士協定のような感じで
暗黙の了解としてエサはお店で出されたものを使う
となっているようです
同じエサですから投入量によっては常連さんが
ご新規さんの団体さんのエサの大量投入によって
魚を惹き寄せられてしまいそれまで釣れていたのに
パッタリ釣れなくなるなんてことも起こります
しかし、それはそれと常連さんは割り切っています
なので常連さんに対して「エサが違う」なんて言うのは
侮辱以外の何ものでもないんですね(^_^;)